🎮【検証】AUBEクエストは本当に稼げるのか？

AI世代の副業トレンドに感じる“違和感”

私は社内SEとして働きながら、日々AIツールを活用し効率化を追求しています。
そんな私でも、「ゲームで稼げる」「スマホ1台で完結」というフレーズには思わず目を引かれました。

最近よく耳にするのが、「AUBEクエスト（オーブクエスト）」という新しい副業。

SNS上では「空いた時間で報酬が入る」「無料で始められる」と話題になっています。

ただ、エンジニアとしての私の目から見ると、こうした案件には“仕組みの裏側”を見ておく必要があると感じます。

本当に報酬が発生する構造なのか？それとも、誰かの利益のための仕組みなのか？

今回は、AUBEクエストの構造を技術的・経済的な視点から分解し
「会社員が現実的に取り組む価値があるか」を検証してみました。

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AUBEクエストとは？

AUBEクエストは、ブロックチェーン技術を活用したゲーム型副業です。

ユーザーはアプリ上でミッションをこなすことで「GEM（ジェム）」というポイントを獲得し
それを「AUBEトークン」や「ATEMトークン」に交換して現金化できます。

つまり

「ゲームでGEMを稼ぐ → トークン化 → 換金」
という三段階構造です。

ブロックチェーンを用いた“Play to Earn（遊んで稼ぐ）”の典型的な形ですね。

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ゲーム副業の構造を分解してみた

① ゲームプレイでポイントを稼ぐ

アプリ内ではログインボーナスやクエスト、デイリーミッションなどを通じてGEMが付与されます。軽い操作で報酬がもらえるため、一見「楽に稼げる」と錯覚しがちです。

ただし、この時点では現金にはなりません。

あくまで「内部通貨」扱いであり、ここから次のステップが必要です。

② GEMをトークンに変換して換金

GEMを暗号資産トークン（AUBEまたはATEM）に交換し
暗号資産取引所で売却することで現金化します。

しかし、トークンは価格変動が激しいため、
「昨日は1万円分だったのに、今日は5,000円分しかない」ということも起こり得ます。

副業というより、半分は投資的要素に近いのです。

③ 紹介制度による報酬拡大

もう一つの大きな特徴が、紹介制度（アフィリエイト型）。
AUBEクエストを紹介して登録者を増やすと、紹介報酬が得られます。

つまり

ゲームで稼ぐ人よりも、「紹介で人を集めた人」が稼ぎやすい仕組み。

これはネットワーク構造に近い報酬設計です。

エンジニアとして言えば、「収益モデルがゲーム利用者よりも参加者拡大に依存している」印象を受けました。

「無料で始められる」の言葉の裏

広告ではよく「無料で始められる」と言われますが
実際に始めてみると次のような制約があります。

・報酬を出金するには一定のGEMが必要
・トークン換金にはウォレット開設や手数料が必要
・報酬率アップにはNFTアイテムの購入が条件
・上位ランクになるには課金が必須

つまり、「無料」は“入口だけ無料”というケースがほとんどです。

本業の傍ら副業をする私たちにとって、この“隠れコスト”は大きなリスクになります。

実際に会社員が取り組めるのか？

私は一度、シミュレーション的にAUBEクエストのモデルを分析してみました。
結果として感じたのは、次の3点です。

🔹 メリット

• スマホ一台でできる手軽さ
• ゲーム性があり、ストレスが少ない
• 暗号資産の知識を実践的に学べる

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🔸 デメリット

• 換金プロセスが複雑で初心者には難解
• トークン価格変動により報酬が不安定
• 紹介制度中心の構造では「続けるモチベ」が弱い
• 実際の副収入化までに“課金”が必要な場面が多い

これらを踏まえると、AUBEクエストは

「本業＋αの小遣い稼ぎ」には向かない。
「学び＋実験的副業」として取り組む価値はある。

というのが私の率直な感想です。

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私が感じた“副業で大切な3つの軸”

AUBEクエストのような案件を見て思うのは

副業は“流行”で選んではいけないということです。

私はこれまでブログやアドセンス、AI自動化、Web開発などを経験してきましたが
成功する副業には必ず共通点がありました。

① 継続できること

最初に結果が出なくても、地道に続けられる仕組みがある。

② コントロールできること

他人の仕組み（トークン価値など）に依存しすぎない。

③ 学びが残ること

失敗しても知識やスキルとして蓄積される。

この3つを満たさない副業は

どんなに華やかでも“消費型”で終わってしまうと痛感しています。

ではAUBEクエストはどう活かすべきか？

私の結論はこうです。

AUBEクエストは、「稼ぐ手段」ではなく「学ぶきっかけ」として使うべきです。

ブロックチェーン・トークン・NFTなど
今後確実に成長するWeb3領域を理解するための教材として触る価値はあります。

もし取り組むなら、次のルールをおすすめします。

📌 課金はしない（まずは無料範囲だけ）
📌 トークン換金までの流れを実際に試してみる
📌 データを取って、自分なりに仕組みを分析する

“やってみて損をする”のではなく
「学びを得る実験」として副業を体験する姿勢が
この時代に一番リスクの少ない働き方だと思います。

効率化と副業のバランスを取る生き方

40代になり、家庭や仕事の責任が増える中で
「副業＝お金を稼ぐ手段」だけでは長続きしません。

むしろ、“自分の成長の場”としての副業こそ
これからの時代のスタンダードだと感じています。

AUBEクエストのような新しい仕組みを通して

AIやブロックチェーンの未来を“体験的に理解する”。

その経験は、きっと本業にも活きるはずです。

執筆：リョウ（40歳／社内SE・副業実践者）

「効率化を突き詰めることは、人生の余裕を作ること。
副業も“効率化の延長”として考えよう。」